詳細はこちら

助成金のお話<3>

subsidy3

 

起業相談ドットコム、起業コンサルタントのKです。
またも、助成金の紹介です。

 

 

今回紹介するのは、来年度新設される方向の助成金についての情報です。

 

 

新設される助成金は、国の打ち出した方針に沿ったものとなります。
安倍首相が掲げる看板政策「一億総活躍社会」の実現に沿ったものということになります。

 

 

来年度の話なので、詳細はわかりませんが、新聞報道などから二つ紹介します。

 

 

一つめは、
60歳以上の起業を後押しする「生涯現役起業支援助成金」

 

 

今後仮に出生率が政府予測通りで上昇しても、労働人口は確実に減少していきます。
2060年には労働力人口が現在よりも42%減少するとも言われており、現在引退している年齢層の方の社会進出も、もとめられています。
この助成金は、サラリーマンらを対象に、退職後も経験を仕事に生かしてもらうことが目的です。
厚生労働省の予算では、8億7000万円が計上されていますが
60歳以上を2人
40歳以上を3人
雇うことが条件と報道されており、小規模な企業を考えている方は対象にならないかもしれません。

 

 

同時に、シルバー人材センターへの事業補助も予定されています。
自治体などと共同して、高齢者を雇用して地域発展に貢献する事業を行う場合に、経費補助などを行うとされています。

 

 

二つめは、
男性社員が育児休業を取得した企業を支援する「出生時両立支援助成金(仮)」

 

 

働き方の多様性を推進する動きの一環ですが、男性も育児休業をしやすい環境を整えることで
・出産後の女性の就業継続
・少子化対策
につなげていく狙いもあるようです。

 

 

過去3年間に男性社員の育休取得がなかった企業を対象に一人目の取得者が出れば
中小企業(300人未満)60万
大企業 30万
*二人目以降 一律15万
の助成金が支給されます。

 

 

配偶者の出産から8週間以内に
中小企業 5日以上
大企業  2週間以上
の育児休業を取ることが条件となり
1企業につき年度で一名が上限
となります。

 

 

助成金は5年間の時限措置が想定されています。

 

 

助成金の支給には、取得しやすい雰囲気を企業内で育てることも求められています。
管理職による声がけ、パンフレットの配布、ポスター掲示などがこれにあたります。

 

 

現在の男性の育児休業取得率は2.3%。
政府目標は20年度に13%を目指しています。

 

 

まだ、仮、予定の状態です。

 

 

ただ今後の起業においては、社会性の高い事業内容、組織形態をとることがこれまでよりもさらに重要となり、結果として助成金など国からの支援も得やすいといえます。

 

 

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
開設8周年 登記法人2000社以上
法人設立はお任せください。
起業相談ドットコム
https://www.kigyosodan.com/
TEL 0120-955-690
運営 株式会社FISソリューションズ
東京都千代田区神田錦町3-26
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

同じカテゴリーの人気の投稿

無料相談はこちら

メールでお問い合わせ