【保存版】法人口座開設時に押さえておきたい5ポイント
法人口座はビジネスを円滑化させるために欠かせない存在ですが、近年は審査基準が厳しく、ある程度の条件をクリアしなければ開設する事ができません。
審査通過のためには、多くの銀行が何を求めているかを把握する事が肝要です。
ポイント1:低すぎる資本金は不安を与える
銀行が融資を実行する際に、必ず重視するポイントが資本金の金額です。
確認株式会社制度の施行に伴い、資本金を少なめに設定する企業は増加傾向にありますが、資本金が少なすぎると、犯罪などに使用される事を恐れて銀行が不安がる事を忘れてはなりません。
その為、会社設立時にある程度の資本金は準備しておくようにしましょう。
ポイント2:事務所の賃貸契約書などは必ず準備
多くの銀行は法人口座開設時に、事務所や営業所の賃貸契約書写しを提出して欲しいと要求します。
これは、貴方の会社がきちんと実態として存在している会社なのかを確認する為であり、犯罪などに使用される事を恐れてという意味も内包しています。
実際の事業所を有して、きちんと営業している会社ならば、審査通過率も飛躍的に向上します。
ポイント3:事業内容を伝えやすいものを準備
法人口座を開設する場合、定款作成時に作成した事業内容がわかりやすいものが望ましいです。
担当の銀行員が事業内容を正しく理解する事ができれば、審査通過の可能性は大きく上昇します。
会社の業務が複雑で理解し難いものなどである場合は、投資家向けのパンフレットを提出するなど、行っている事業の存在を強くアピールするテクニックも有効でしょう。
ポイント4:審査に必要な期間は3週間程度
個人の銀行口座と異なり、法人口座の開設までにはある程度の期間が要求されます。
法人口座開設のためには履歴事項全部証明書という書類を用意する必要があり、まずこれに1週間程度、そして審査に1~2週間程度は必要となるからです。
ポイント5:申込先はどこが良いの?
銀行も多様化しており、従来の都市銀行や地方銀行に加えて、ネット銀行まで登場しています。
都市銀行は全体的に手数料が高くつく代わりに信用力がありますが、審査傾向は厳しい傾向にあります。
逆にネット銀行は手数料が低い代わりに知名度が今一つな銀行も多く、審査も新規開業者に優しい柔軟な姿勢で対応してくれます。
まとめ
法人口座開設の道のりは、個人口座と比べるとやや困難が伴います。
しかし、「安心して取引できる人」を求めるという根本的な部分に大きな違いはありません。
安心して取引できる会社であることを伝える事ができれば、必ず開設には応じてもらえるでしょう。
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