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日本の会社の実態

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創業、事業承継コンサルタントのSです。

 

 

今回は創業から少し話が外れますが、日本の会社の実態に関してお話しします。
日本の企業数は総務省によると、2012年(少し古いデータですが)の全国の企業数は約410万社でした。中小企業庁の調査ですと約530万社、国税庁の法人ナンバー発行数だと380万社雇用保険適用事業所数だと約200万事業所(従業員を雇用している個人事業主を含む)となっています。(いろいろな調査によって数が違うようですね)総務省のデータですと42%が法人企業と言われているので、法人企業数は約170万社ということになります。逆に個人事業主が240万社ということになります。個人事業主はデザイナーやプログラマーなどのフリーランスの方だけなく、アパートを経営したり弁護士などの士業の方だったりで、実はたくさんいらっしゃいます。もちろん、すべてが稼働はしていません。(俗にいうペーパーカンパニーもたくさんあります。)
それでは会社の数は増えているのか、減っているのか?中小企業庁のデータによると日本は全体の企業数に対して開業率が約3%と廃業率が約6%と言われています。(2009~2012年の平均廃業率は6.3%で、年間平均廃業企業数は336,483社に)廃業は倒産だけでなく、届け出をしない休業も含まれます(税務申告をしなくなった企業など)また、「中小企業白書2014」のデータでは、日本では「廃業率」と「開業率」が1989~1991年逆転しており、それ以降は廃業率の方が開業率を上回っています。
このことから、倒産数は景気との因果関係よりも、開業する事業経営者が少なくなっていることで全体の企業数は減少傾向です。
また赤字の企業、黒字の企業ですが、2014年に国税庁が発表した「平成24年度分法人企業の実態」(会社標本調査)では、赤字会社は約250万社の約70%の約180万社となっています。当期黒字で法人税を納税している会社は30%、(10兆円)の会社で賄われています。当期が黒字でも累積損失で法人税を払わなくても済んでいる会社もこの中には含まれていますから、もっと少ない企業で法人税は支払われているということですね。これから創業される方は、しっかりと利益を出して、ちゃんと法人税を納税できる素晴らしい会社を作っていくことを目指しましょう。

 

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