起業前に知っておきたい！経営者に向いている人の3つの特徴
事業主と従業員では立ち位置の違い以上に、求められる能力のベクトルが異なります。
もちろん、両者に共通したポイントも少なからず存在しますが、経営者独自に求められる特徴が最も大きな影響となって表れます。
勇気がある人…投資や出資、赤字決済を躊躇わない！
高度経済成長期の頃ならいざ知らず、現在は金融に触れる事なくして事業拡大は不可能です。
ご自身のビジネスを広げるチャンスに直面した時に、例え目の前のお金が不足していたとしても、その先に収益が見えるならば躊躇わずに借金を行う事ができる人こそ、成功を掴み取る事ができるのです。
何しろ、社会全体が未成熟であった昔と違って、現在ではそう何度もチャンスは転がっていません。
どの業界も血みどろの奪い合いを繰り広げているレッドオーシャンばかりですから、事業主にはそれらの争いに負けないだけの決断力と勇気が求められます。
自立心の強い人…他人に頼らず、自分で決める勇気
少し本題からそれてしまいますが、昔からビジネスを立ち上げるのに、ビジネスパートナーを集める事から始める方が後を絶ちません。
しかも、それぞれの内情を見てみると、明確な目標も何も無く、最初から他人に考えてもらおう、支えになってもらおうなんて気弱な人もいるのですが、客観的に見てもこんな人たちが厳しい競争社会で生き残っていくのは不可能ですよね。
経営を成功させる為には、最終決定を自分で成すという事業主としての責任を放棄してはいけません。
決断を自分で決めるからこそ、それだけ必死になって物事を深く考え、見極める事ができるようになるからです。
サラリーマンと違い、事業主にとって他人は手足であり道具です。
手足にあたる部分をパートナーとして委ねる分は良いにしても、頭を交換する事だけはしてはいけません。
決断の早い人…貴方の読む本はもう古い
前述した勇気や自立心も大切ですが、経営者にとって最も必要とされる資質は、何と言っても決断力の早さです。
IT技術の成熟化と経済のグローバル化により、世界は更に加速度的に展開しています。
業界によりますが、今日仕入れた情報は翌日にはもう古いと言われるケースも珍しくないのです。
そんな社会において、ウジウジモジモジと悩み続ける人が良い結果を出せるでしょうか。
彼らは失敗こそしないものの、決して成功を掴む事ができない人物です。
良く考えた末の決断にせよ、勢いで決めたに過ぎないにせよ、テーブルに乗って勝負に行く事こそ、勝利や成功を掴む為のポイントです。
経営スキル本や経営ノウハウの情報整理などしていないで、まずは動いてみる事が大切だと言えます。
まとめ
経営者に求められる3つのポイント、ご理解いただけたでしょうか。
普段は鷹揚としていながら、決める時は稲妻のように素早く決断し、その為に必要な資金や資材は何としてもかき集める。
成功している経営者は、皆そのような人物ばかりです。
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