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設立時の注意点!会社設立に必要な印鑑の種類

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企業と取引を行い領収書や明細を発行してもらった際に、その会社の印鑑が押されているのを目にした方は多いですよね。
会社を設立そのものは実印さえ作成すれば問題ありませんが、実際の運用上、実印とはそう頻繁に使うものではありません。
会社が有する印鑑は主に3種類存在しており、設立時に用意しておくと良いでしょう。

使うのは大事な時のみ!法人印鑑の実印

冒頭で述べた通り、実印は会社設立において最低限必要となる印鑑です。
会社設立の際に印鑑証明の登録を行う必要がありますが、その際に利用する事となります。
実印は会社の正式な印鑑として扱われますから、原則として取締役会の意思決定や法人登録の変更手続きなど、超重要な書類にしか使う事はありません。
また、不正利用を避けるために、無暗に表に出さず大切に保管すべき印鑑です。

銀行印は、決済手続きや法人口座の管理を担当!

続いてご紹介する印鑑が、銀行印です。
銀行印は文字通り金融機関に提出する事で、お金の管理をするものですが、実のところ銀行口座そのものは実印でも代表者印でも作成が可能です。
では、なぜわざわざ銀行用の印鑑を作成するのかと言いますと、それは不正利用対策や会社の規模が大きくなった時の利便性を考慮しての決定です。
ご自身で法人口座を管理しているうちはまだしも、規模が大きくなり経理担当者などに印鑑を預ける事となった際に、実印をそのまま渡してしまうのは考えものです。
したがって、一般的には会社設立時に、実印とは別に銀行印を作成する企業が大半を占めています。

日常業務で幅広く活躍!会社の認め印たる角印

領収書や見積もりを作成する際に利用する事となる印鑑が、角印です。
角印は会社の認め印ともいうべき存在であり、会社設立時には前述の実印や認め印とセットで作成するのが通例となっています。
文字通り四角の縁取りに「○○の印」と記載銘打ったものが一般的なスタイルですが、サイズや形状などが特に法的に定められているわけではありませんから、ご自身の好みで決定しても構いません。
ただし、角印は多くの取引相手が目にする一般的な印影ですから、信頼性を損ってしまうようなデザインは避けた方が良いでしょう。

まとめ

実印に銀行印、そして角印。会社設立やその後の運用において必要となる3種類の印鑑をご紹介しました。
どの印鑑も決して無駄にはなりませんから、会社設立時には可能な限り3種類の印鑑を用意するべきです。

 

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