なるべく早く準備をしたい!ドメインのお話
起業相談ドットコム、起業コンサルタントのKです。
今回は、設立したら、なるべく早く準備をしたい、ドメインの話題です。
ドメインについてはおおよそお分かりになると思いますが、ホームページでいえば
http://www.kigyosodan.com/
のkigyosodan.comにあたり、メールの場合は
info@kigyosodan.com
のように、@の後ろとして使います。
プロバイダにインターネットサービスを申し込むと、
***@****.o*n.ne.jp
などのようなメールアドレスをもらえますし、同じようにホームページを作成することも可能です。
とはいえ、起業したらなるべく早期に独自ドメインを持つことを下記の理由でお勧めします。
1 企業にとって、独自ドメインは最低限のインフラとして認知されており、プロバイダのアドレスでは信用力にかけること
2 将来的に、社員数等 が増えた場合に、結果としてプロバイダから複数のメールアドレスを割り当ててもらうよりも独自ドメインのほうが安くなること
3 将来的に、ホームページでの集客を考えた場合に、取得年数が古いドメインのほうが有利であること
では、どのようなドメインがいいのでしょうか?
まず、取れるドメインと取れないドメインがあります。
個人も含めて誰でも取得できるドメインの例
****.com
****.biz
日本在住であれば個人も含めて誰でも取得できるドメインの例
****.jp
日本の法人だけが取得できるドメイン
****.co.jp
日本の特定の組織だけが取得できるドメインの例
****.ac.jp 大学など高等教育機関
****.ed.jp 小中高学校などの初等中等教育機関
教育にかかわる事業を行うからと言って、一般の企業が****.ed.jpはとれません。
一般的に企業は、
****.co.jp
を取得します。
co.jpは登記された企業しか取得ができず、一法人で取得できるのは一つだけです。
このため、信頼性が高くなっています。
さて、co.jpにするとして、どのようなドメイン名がいいでしょうか?
第一に、ほかの企業がすでに取得しているドメインは取得できません。
ほかの企業がco.jpドメインを取得しているかいないかは、
http://whois.jprs.jp/
のサイトで検索することが可能です。
すでにほかの企業が取得している場合は、その企業の情報が出てきます。
企業名をドメインにするのが一般的ですが、長すぎる場合は縮めてしまうほうが、メールアドレスを口頭で伝えなくてはいけない場面などでは便利です。
例えば、弊社は
FISソリューションズ=FISSOLUTIONS
ですが、ドメインは
fis-s.co.jp
と縮めています。
取りたいドメインがかぶっている場合も、同様に短縮したり、ハイフン”-“などを加えるという手もあります。
どうしてもこだわりのある文字列の場合は、
.com
.jp
など、法人用ではないドメインにしてしまうという手もあります。
会社のホームページ”コーポレートサイト”と、集客販売用のサイトは分ける
ホームページで集客をしたい場合、販売したい商品と関連のあるドメインのほうが、検索結果で上位表示されるために有利と言われています。
例えば、イチゴを売りたいなら
ichigo.com
となります。
が、運用の場面まで考えると、会社のホームページ”コーポレートサイト”と、集客販売用のサイトは分けることをお勧めします。
コーポレートサイトの場合
会社概要
会社のイメージ
商品の概要
リクルート情報
など、数多くの要素が含まれるため、集客販売に特化できないためです。
費用はどの程度?
最安値では、年間トータルで1万円以下というサービスもあります。
ただしあまり低価格なサービスは、使い手側にスキルが求められるものが多く、不具合が多いものもあるのでお勧めできません。
とはいえ、初期にそれほど高額なサービスは必要なく、月額2000-3000円程度で、法人向けの充実したサービスがあります。
もちろんホームページの作成の費用は別途発生します。
価格は、
aデザインの質
b制作会社の信頼性
cページ数
dシステム(ショッピングカートなどを搭載するか)
によって決まります。
cdは予算からオーバーすれば、削除することもできますので、気になるのはabですね。
b制作会社の信頼性は軽視しがちですが、せっかく作ったホームページだが、
制作会社がつぶれてしまって更新できなくなった
友人に頼んで作ってもらったが、更新を依頼しても遅くて困る
などのお話をよく聞きます。
ホームページは会社の顔でもあるので、これでは困ってしまいますので、信頼のできる、しっかりとした基盤のある業者を選択することをお勧めします。
aデザインの質については、現在はテンプレート式といわれるタイプのものでもかなり質のいいホームページが出来上がります。
テンプレート式とは、ある程度、型とデザインが決まっていて、選択をしていく、セミオーダーのようなタイプです。
起業当初は、テンプレート式で対応し、後日こだわりのオーダーメイドに移行というのがよいのかもしれません。
本日は以上です。
ホームページ関連の話題はまた取り上げたいと思います。
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